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フィラリア感染症とは?

フィラリアってなに?

フィラリアとは、犬や猫の心臓に寄生する寄生虫のことです。​ 

別名『犬糸状虫』と言われ、糸みたいに長細い虫になります。

どうやって感染してしまうの?

フィラリア幼虫の画像.png

どんな症状がみられるの?

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犬 怒る_edited.png
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蚊によって媒介され、感染してしまいます。

フィラリアに感染してしまったワンちゃんの血液中には、ミクロフィラリア(フィラリアの幼虫)がたくさんいます。そこに蚊がやってきてワンちゃんの血を吸った時、血液と一緒にミクロフィラリアも吸い込みます。吸い込まれたミクロフィラリアは、その蚊の体内で成長して感染力を強くします。すると、その蚊が他のワンちゃんの血を吸った時、成長したミクロフィラリアがそのワンちゃんの体内に入り込んでしまい新たに感染してしまいます。

フィラリアが感染すると、心臓に寄生してしまいます。

心臓に住みついてしまうので、心臓の働きが悪くなってしまい全身に血液を送ることが難しくなってきます。寄生してしまったフィラリアが大量であったり、その状態が長期的になってくると心臓病が進行していき、下記に記したような症状が出てきてしまいます。最悪の場合は、心臓病が重度になり命を落としてしまうこともあります。

呼吸が荒い

食欲低下

疲れやすい

咳する

​・お腹が膨れてくる

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犬 咳_edited.png
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治療はどうするの?

治療方法は、大きく分けて外科治療(手術)と内科治療になります。

外科治療(手術)は、血管の中に鉗子(フィラリアを掴んで摘出する器具)を入れて心臓にいるフィラリアを摘出していく方法です。全身麻酔が必要になり、感染しているフィラリアが多いと長時間になることもあります。

内科治療は、飲み薬で治療していきます。一年中ずっとフィラリアを倒すお薬を飲みながら、体内からいなくなるまで継続していきます。そのため、多くのフィラリアが感染してしまった場合は治療期間も長期的になります。

予防はできるの?

フィラリアは予防ができます!!

蚊が多くいる時期(例年の4月~11月)に、毎月1回の予防薬を飲ませてもらうことで感染を防ぐことが可能です。地域や気候によっては予防時期が変わることもあり、1年間を通して予防することも問題ありません。

しっかりと予防できる感染症の一つですので、忘れずに予防していきましょう!

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